2026.6.08
株式会社SUNIFITY 坂口 桜子さん
株式会社SUNIFITYで、放課後等デイサービスなど4事業所の管理・運営を行う坂口桜子さん。三股町出身で、新卒後は沖縄で作業療法士として勤務。その後Uターンし、都城市内の病院勤務を経て、現在は発達支援の現場に立っています。自身の子どもが発達障害であることも、今の仕事を選ぶ大きなきっかけになりました。「保護者の気持ちが分かるからこそ寄り添える」。その想いを胸に、子どもたちと向き合い続けています。

“母”だから分かる。発達支援の現場で寄り添う理由
三股町出身の坂口さんは、作業療法士として新卒後に沖縄へ渡り、約2年半勤務しました。そこで多くの患者さんと関わる中で、「人に寄り添う仕事」のやりがいを実感したといいます。
その後、地元・三股へUターンし、病院勤務を経験。転機となったのは、自身の子どもが発達障害と診断されたことでした。
「親として不安もあったし、悩むこともたくさんありました。でも、その経験があったから、保護者の気持ちを本当に理解できるようになったと思います」
現在は、「こども発達支援事業所おひさま」「放課後等デイサービスおひさま」「放課後等デイサービスおひさまNICO」「放課後等デイサービスおひさまSUNNY」の4事業所を統括管理責任者として運営。
ミーティングや社員研修、事例共有の会議などを通して、現場全体を支えています。
さらに坂口さんは、子どもたちが大きくなった時の“働く場所”まで見据え、「あまるFARM.株式会社」も立ち上げました。
「支援は子どもの頃だけじゃなく、その先の人生まで続いていくものだと思うんです」
“支援する側”でありながら、“親としての目線”も持っていること。それが坂口さんの大きな強みになっています。

“おひさまがいい”と言われる場所をつくりたい。
坂口さんが大切にしているのは、「子どもの気持ちに寄り添うこと」。
できる・できないだけではなく、“今どんな気持ちなのか”を丁寧に受け止めることを、スタッフ全員で意識しています。
その積み重ねが、保護者からの「おひさまの先生たちは、ちゃんと見てくれている」という言葉につながっています。
中には、「おひさまがいい」と空きを待ってくれている家庭もあるそう。
「その言葉を聞くと、本当に嬉しいですし、もっと頑張ろうと思えます」
現在の事業所では、作業療法士だけでなく看護師も配置し、多角的に子どもたちを支援できる体制を整えています。
また、行政との連携も大切にしており、地域全体で子どもを支える環境づくりを目指しています。
「事業所だけでは限界がある。だからこそ、地域や行政とも一緒に考えていきたい」
子どもたちだけでなく、その家族にとっても安心できる“よりどころ”をつくるために、事業所全体を支える立場として日々環境づくりに力を注いでいます。

“働く=楽しい”を体現する、都城での毎日
坂口さんにとって、都城は「ホーム感のある街」。知り合いも多く、生活しやすい。 「地元だからこその安心感があります」と話します。
そして今の仕事についても、「いい意味で“働く=遊び”みたいな感覚なんです」と笑顔を見せます。
もちろん大変なこともあります。それでも、「今日はどんな子どもたちと会えるかな」「どんな成長が見られるかな」と、毎日わくわくしながら職場へ向かっているそうです。
旅行が好きで、異業種の人との交流にも積極的。さまざまな価値観に触れることで、新しい支援のヒントを得ることも多いといいます。
また、スタッフとの関係も大切にしており、「桜子さんと働けてよかった」と言ってもらえることが、何より嬉しいと話します。
「ここが、誰かの居場所やよりどころになったらいいなと思っています」
子どもたち、保護者、スタッフ。
関わるすべての人が“安心して帰ってこられる場所”を目指して、坂口桜子さんは今日もあたたかな支援を届けています。
こども発達支援事業所 おひさま
宮崎県都城市神之山町1898-5
TEL:0986-70-0713