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都城で働く人々

2026.8.31

障がいではなく、一人の仲間として。みんなが笑顔で働ける場所を。

就労継続支援A型B型事業所 グローイング・アップ  松元 大輔さん

就労継続支援A型・B型事業所「グローイングアップ」では、利用者一人ひとりの「働きたい」という気持ちを大切にしながら、お弁当の製造・配達などを通して就労を支援しています。毎日300~350食の高齢者向け配食サービスを手掛け、地域の暮らしも支える同事業所。職業指導員として働く松元大輔さんは、利用者とともに働き、ともに成長する毎日を送っています。「障がいという壁をなくし、誰もが楽しく働ける場所をつくりたい」。その想いを胸に、今日も利用者と向き合っています。




父の誘いが、新しい働き方との出会いに

都城市出身の松元さんは、2026年4月からグローイングアップで職業指導員として働いています。以前は佐賀県で、学童保育に関わる仕事に従事。子どもたちと向き合う日々を過ごしていました。転機となったのは、父が営む「かかし亭」の新たな挑戦として始まった就労支援事業。背中を押され、地元・都城へ戻ることを決意しました。現在は職業指導員として、利用者と一緒にお弁当づくりを行っています。朝6時から揚げ物や仕込みを行い、7時には利用者を迎え入れ、9時までにお弁当を完成。その後は配達を行い、午後は利用者の送迎なども担当します。毎日が慌ただしい一方で、「利用者さんと一緒に働く毎日が、自分にとっても勉強です」と話す松元さん。支援する側・される側ではなく、同じ目線で仕事に取り組むことを大切にしています。




地域を支え、人を支える、お弁当づくり

グローイングアップでは、毎日300~350食ものお弁当を製造しています。届け先は、高齢者の一人暮らし世帯など地域の利用者。お弁当を作ることは、食事を届けるだけでなく、地域を見守る役割も担っています。その仕事を支えているのが、利用者の皆さんです。
「みんなで協力しながら、一つひとつのお弁当を作っています。利用者それぞれに得意なことや苦手なことがあります。だからこそ、一人ひとりに合わせた役割を考えながら、一緒に仕事を進めていくことが職業指導員の大切な役目です。できなかったことができるようになった時は、本当にうれしいですね。」
利用者の成長を間近で感じられることが、この仕事の大きなやりがいになっています。毎日のお弁当づくりを通して、地域にも、人にも貢献できる仕事。その積み重ねが、利用者の自信にもつながっています。




「壁」のない職場を、みんなでつくる

松元さんが目指しているのは、「障がい者」と「支援者」という壁がない職場です。
「障がいがある・ないではなく、一緒に働く仲間として接したいと思っています。」
そのために心掛けているのは、利用者一人ひとりとしっかり向き合い、コミュニケーションを重ねること。毎日一緒に働く中で、自然と笑顔が生まれ、お互いに信頼関係が築かれていきます。
「みんなが楽しく働ける場所にしたい。」
その想いは、事業所づくりの原点でもあります。利用者が「今日も行きたい」と思える場所。働くことに自信を持ち、自分らしく過ごせる場所。そんな環境をつくることが、松元さんの目標です。お弁当づくりを通して地域を支え、人と人とのつながりを育むグローイングアップ。松元さんは今日も利用者とともに汗を流しながら、「働く楽しさ」を一人でも多くの人へ届けています。


就労継続支援A型B型事業所 グローイング・アップ

曽於市財部町北俣字谷之口7061-2

0986-51-8351


 

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